技術開発

基本方針・体制

開発ビジョン

サステナブル&スマート社会を実現するモノづくりでイノベーションを起こす

図:開発ビジョン

開発方針

  1. 次世代モビリティ開発と人々を豊かにする開発の強力推進
  2. 基盤技術・開発マネジメントの革新
  3. 研究機関・外部機関との連携構築-オープンイノベーションの促進-

組織

図:組織図

技術開発ニュースリリース

新しい価値の創造

愛知製鋼のCASE対応

自動車産業では「100年に一度の大変革期」といわれるCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に向けた動きが加速しています。
愛知製鋼は主に「E(電動化)」と「A(自動運転)」の分野において、実用化に向けた開発を強化し、より環境にやさしく、人とクルマが調和する社会への実現に向けて取り組んでいます。

愛知製鋼のCASE対応具体例

取り組み中の開発テーマ

先進評価技術

高圧水素環境下評価装置

高圧水素系部品の設計には、大気環境と同様、高圧水素ガス環境における引張特性 、疲労特性および疲労き裂進展特性の評価が求められます。
当社では、2019年に高圧水素ガス環境における軸荷重型の引張・疲労試験装置を導入し 、2021年には、世界で初めて90MPa高圧水素ガス環境における回転曲げ疲労試験装置を開発し、試験評価を開始し ました 。

写真:高圧水素ガス環境試験に対応した軸荷重型の引張・疲労試験装置
高圧水素ガス環境試験に対応した軸荷重型の引張・疲労試験装置
写真:高圧水素ガス環境試験に対応した回転曲げ疲労試験装置
高圧水素ガス環境試験に対応した回転曲げ疲労試験装置

次世代鍛造品開発用サーボ式プレスライン

自動車は電動化によりコンパクト化、機構変化が進むため、それを構成する部品には、小型・軽量化に加え、部品機能を統合できる高機能化が強く求められています。
当社では、今後の次世代車における部品の高機能化ニーズを受け、革新的な工法開発が可能な鍛造用サーボ式プレスラインを導入しました。サーボ式プレスは、成型速度を自在に変化させることで、従来の熱間鍛造では対応できない複雑な形状に対応できる技術です(下図)。さらに、国内鍛造品メーカーで初めてサーボ式プレスに複動成形機構を内蔵し、それらの利点を最大限に生かした新製品・新工法を開発、より高度な鍛造品開発を加速します。

設備構成:鍛造用1200tサーボ式プレス、高周波加熱炉、付帯設備

サーボ式プレスの仕組み

図:サーボ式プレスの仕組み

開発検討例

図:開発検討例

公的研究費

公的研究費の管理体制について

当社は、以下の責任体制のもと、公的研究費の適正な運営・管理を行います。

最高管理責任者 代表取締役社長 最高責任者として全社を統括し、公的研究費の適正な運営・管理を実施します。
統括管理責任者 開発本部長 最高管理責任者を補佐し、公的研究費の適正な運営・管理を実施します。
コンプライアンス推進責任者 研究部門オフィサー 研究実施部署において、公的研究費の適正な運営・管理を実施します。
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公的研究費に関する問い合わせ・相談窓口、公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に関する通報窓口
〒476-6666 愛知県東海市荒尾町ワノ割1番地
E-mail:kunipro@he.aichi-steel.co.jp
  • 当ページは、文部科学省はじめ各省から通知されている「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」に基づき、当社の体制について公開するものです。