鍛造技術の館

設立にあたって

“故きを温ね、新しきを知る”(温故知新)


愛知製鋼株式会社は、“良き自動車は良き鋼から”という創業者の高き思いから60年前、産声をあげました。以降この創業者の高き思いを胸に、ひたすら良き特殊鋼、良き鍛造品づくりに精励し、今日に致りました。この度、創立60周年という節目にあたりこれまで培ってきたモノづくりの匠と技ともいうべき技術・技能を後世に伝承して行きたいとの思いから、この『鍛造技術の館』が生まれることとなりました。

今回は当社で培ってきた自動車用鍛造品づくりの技術に加えて、鍛造技術・技能のルーツともいうべき地元「大野鍛冶」の伝統の技である大野鍛冶の“モノづくりの心と技”も合わせて後世に伝承することといたしました。

これらの技術・技能伝承を通じて、鍛造業界はもとより、モノづくりに携わる幾多の業界の発展に寄与し、ひいては産業文化の向上に少しでも貢献することになれば、これに勝る幸いはありません。

最後に今回の『鍛造技術の館』設立にあたり、大変多くの方々から資料のご提供やご教示をいただきました。ここに厚くお礼申し上げます。

2000年3月8日