MI Technology

Magneto-impedance Sensor

⾼感度・⾼速応答・超⼩型・低消費電⼒

01 超高感度。
これがOnly1の神髄。

MIセンサは、ホールセンサやMRセンサと同等のミリテスラ領域から、ピコテスラの微弱磁場までをカバーできる広い感度を持っています。地磁気レベルの数マイクロテスラ以下の領域では、小型で低消費電力のMIセンサを活用することにより、いままでなかった新しい応用が考えられます。

MIセンサの感度と測定範囲

ホールセンサやMRセンサと同等のミリテスラ領域から、ピコテスラの微弱磁場までをカバーする広い感度を持っています。特に、地磁気レベルの数マイクロテスラ以下の領域では、小型で低消費電力のMIセンサを活用することにより、今までなかった新しい応用が、数多く広がると考えられます。

02 しかも、超小型。

大掛かりな冷却装置を必要とする SQUID に迫る超高感度を持ちながらもスマートフォンや腕時計にも入るパッケージサイズを実現しています。
※SQUID…超電導量子干渉素子、Superconducting QUantum Interference Deviceの略

03 さらに、
高速応答・低消費電力。

100kHzの応答が可能。パルス駆動のため高感度にもかかわらず、低消費電力を実現。

04 その理由は、
極細金属繊維。

髪の毛より細いアモルファスワイヤを量産できる技術を持つのは、世界で愛知製鋼だけ。回転液中紡糸法による急冷凝固を行うことで、この金属繊維は結晶構造を持たない非結晶状態(アモルファス状態)を有します。そして、この状態がセンサに理想的な軟磁気特性を示し、MIの特長を導き出します。

05 極細金属繊維が生み出すMI効果

MI効果(磁気インピーダンス効果)とは、アモルファスワイヤにパルス電流を通電するとき、インピーダンスが外部磁界によって高感度に変化する電磁気現象を指します。(J.Mag.Soc.Japan Vol.19. No.2, 1995, p485 他)

06 MIセンサ素子

磁性材料を微細加工する独自の磁性MEMS(Micro-Electro-Mechanical-System)技術により、マイクロサイズのMI素子が開発されています。