発見・発明談話

毛利教授の
マグネティックス研究

毛利教授の執筆による、マグネティックス(磁性)研究にまつわるエピソード集です。
研究の過程で、どのように発見・発明がなされるかのヒントが隠されています。

MIセンサの発明

1993年に日本の名古屋大学において、アモルファスワイヤに磁気を印加するとインピーダンスが著しく大きく変化することが発見され、さらに、この効果を応用した高感度磁気センサが発明されました。これがMIセンサです。アモルファスワイヤの特殊な磁気構造により、非常に高い感度が得られることが特徴です。

プロフィール

毛利佳年雄(もうりかねお)
学位|工学博士(1974年/九州大学)
専門分野|応用磁気(センサマグネティクス)、計測工学、制御工学、電子回路
学会|IEEE(Fellow)、電気学会、電子情報通信学会、日本磁気学会
経歴
1963
九州大学工学部電子工学科卒業
1968
同 大学院工学研究科電子工学専攻博士課程単位取得退学
同 助手(工学部電子工学科)
1982
九州工業大学工学部 教授
1987
名古屋大学工学部 教授