低炭素社会構築に向けた取り組み

2016年度目標と実績

当社は、「アイチ環境取り組みプラン2020」に基づき、日本鉄鋼連盟の「低炭素社会実行計画(フェーズⅠ)」目標達成に向け、CO2削減に取り組んでいます。

社内目標としては、より高いレベルを定めて取り組んできましたが、「1.8」事故の影響を挽回出来ず、目標達成となりませんでした。

CO2総排出量

636千t-CO2/年
(昨年度比 +34千t)

CO2総排出量

2016年度のエネルギー使用量(CO2排出量)内訳

2016年度のエネルギー使用量(CO2排出量)内訳

昨年度からの増減要因

改善項目

①電気炉のエネルギー バランス変更(アルミ灰増量)等 4.3千t-CO2/年
②分塊大形リエンジによる生産性向上(加熱炉ロス低減)等 3.7千t-CO2/年
③鍛造加熱炉(IH炉)の効率改善等 1.5千t-CO2/年
④ステンレス熱処理炉の汎用化による寄停め等 1.6千t-CO2/年
合計 11.1千t-CO2/年

増加要因

①第2棒鋼加熱炉事故の影響(加熱炉の効率低下) 1.8千t-CO2/年
②製鋼工場の環境対策 3.3千t-CO2/年
③増産による増加 40.0千t-CO2/年
合計 45.1千t-CO2/年

オフィス省エネ

2016年度は下記の活動を実施しました。今後は、新本館での省エネ効果の把握、解析、実績フォローなどを行い、さらなる改善を目指していきます。

  1. 夏季・冬季の電力低減対策
    • クールビズの推進(設定温度28℃)
    • ウォームビズの推進(設定温度19℃)
    • 新本館への各種省エネ設備の導入
  2. その他
    • 事務2号館(1F食堂、2F事務所)の蛍光灯LED化
    • 環境月間(6月)、省エネ月間(2月)の社内広報

オフィス部門のCO2排出量推移

オフィス部門のCO2排出量推移

物流最適化による省エネ

2006年4月に改正された省エネ法に基づき、生産活動の中のモノの流れを把握し、問題点を見直すことで、環境にやさしいムダのない物流最適化活動に取り組んでいます。
具体的には、構外物流の動線・物量を見える化し、鋼カンパニーでは「逆流」「2重倉庫」「モーダルシフト」、鍛カンパニーでは「積載率向上」の視点で物流改善を推進しています。
2006年度から2016年度までに物流のCO2原単位を16%削減することができました。

4Sリエンジによる生産性向上と省エネルギー推進に向けた取り組み

生産の上工程である製鋼から、圧延、精整、鍛造まで一連の工程にて、生産性向上と同時に省エネルギーを推進するための4Sリエンジに継続的に取り組んでいます。
2015年2月から取り組み中の分塊圧延リエンジでは、2016年2月にステップ1として工程の整流化が完了し、生産性と歩留まりの向上によって、加熱炉燃料原単位を低減できました。

※4Sリエンジ=Simple・Slim・Short・Straightを目指したプロセス改革

分塊圧延リエンジ

生産性 7.0%向上

加熱炉燃料原単位 7.3%減
(CO2換算: 2005年度比 5.9千t-CO2削減)